自宅で簡単!愛猫の健康リスクを知る「うちのねこといっしょ™」シリーズ徹底紹介

健康・医療

はじめに

猫は体調不良を隠す習性があり、飼い主が異変に気づいたときには症状が進行していることも少なくありません。自宅で気軽に愛猫の健康状態をチェックできたら…そんな飼い主の願いを形にした「うちのねこといっしょ™」シリーズが注目を集めています。猫の口腔内、尿、飲み水の3つの角度から健康リスクを可視化できる検査キットは、早期発見と予防医療の新たな選択肢として、多くの猫好きに支持されています。

「うちのねこといっしょ™」シリーズとは?製品ラインナップの紹介

引用元:nekozuki

「うちのねこといっしょ™」シリーズは、自宅で簡単に愛猫の健康チェックができるネコ用疾病リスク検査キットのシリーズです。飼い猫の体内に潜む異変やリスクを見える化し、日々の健康管理に役立てることを目的に開発されました。キットの結果表示は色や数値で直感的に分かるよう工夫されており、飼い主と猫とのコミュニケーションの一環として楽しく健康チェックができます。

このシリーズには、目的別に3種類の検査キットがラインナップされています。

口腔内検査キット「おくちあーん」

猫の口の健康状態(歯周病リスク等)をチェックします。綿棒で唾液を採取し、専用の試験紙に付けることで、口内のpH(酸性度)や出血由来のヘモグロビンの有無を測定。わずか1分ほどで結果が色で表示され、猫の歯石・歯周病リスクを簡易に把握できます。

尿検査キット「おしっことるよ」

猫の尿中成分(泌尿器や腎臓・糖代謝の健康状態)をチェックします。猫がトイレで排尿した後、シートや砂に染みた尿にスタンプのように試験紙を直接押し当てるだけで検査完了。手を汚さず採尿できる特許出願中の方式で、猫にも負担をかけません。尿中のpH、糖分、タンパク質、ヘモグロビン(潜血)の4項目を測定し、60秒で色の変化から現在の健康状態を判断できます。

水質検査キット「おみずちょうだい」

猫が普段飲んでいる水の硬度(軟水・硬水)をチェックします。付属の試験管に飲み水を入れると試薬が反応し、水が軟水か硬水かすぐに判定可能です。一般にミネラル分を多く含む硬水を猫が摂り続けると尿路結石のリスクが高まると言われており、このキットで日常の飲み水の質を確認することで結石予防に役立てられます。

以上の3つの検査キットを組み合わせて利用することで、口腔内・泌尿器・水分環境といった角度から総合的に愛猫の健康リスクを可視化できます。例えば検査結果から歯周病、腎臓病、糖尿病など猫に多い病気のリスクを把握でき、必要に応じて早期に対策を講じることが可能になります。

各検査キットの使用方法と特徴

各キットは自宅で手軽に扱えるよう設計されており、特別な技術や器具は必要ありません。基本的な使用方法とポイントを紹介します。

「おくちあーん」の使い方と口腔内健康チェック

口腔内検査は、検査前に猫にご飯を与えている場合は30分ほど間隔をあけるのがポイントです。付属の綿棒(スワブ)を猫の歯茎や口内に当て、唾液を採取します。猫が嫌がる場合は、おやつのように綿棒を舐めさせる工夫も効果的です。中には「キャンディーのように自ら綿棒を舐める」猫も報告されています。

採取した綿棒を試験紙に押し当て、約60秒待つと試験紙の色が変化します。付属のカラーチャートと比較して、口内環境の酸性度(pH)や出血の有無を判定できます。酸性に傾いていたり出血が見られる場合は、歯周病のリスクが高まっている可能性があります。検査後は必要に応じて歯磨きなどの口腔ケアを行いましょう。

「おしっことるよ」で尿の健康をチェック

尿検査は、猫がトイレを使った直後の新鮮な尿で行うのが重要です。特許出願中の便利な方法で、トイレシートや砂に染みた尿の上から試験紙パッドをスタンプのように押し当てて尿を吸収させるだけ。猫がおしっこ中に邪魔をしなくて済むので、ストレスを与えません。

そのまま1分待って試験紙の色変化を確認し、付属のカラーガイドで尿のpH(酸アルカリ度)、糖、タンパク、潜血(ヘモグロビン)の4項目それぞれの色を読み取ります。例えば尿がアルカリ性すぎる/酸性すぎる場合は腎臓への負担が示唆されたり、尿糖が検出されれば糖尿病の疑い、尿タンパクは腎機能低下や炎症の可能性、潜血は尿路や腎臓の異常を示すことがあります。

「おみずちょうだい」で水質チェック

水質検査は、付属のガラス製試験管に猫が普段飲んでいる水を入れるだけで簡単に実施できます。試験管にはあらかじめ硬度指示薬が入っており、水を入れると水の硬度に応じて液の色が変わります。約60秒後に試験管の色を確認し、付属の硬度カラーチャートと照合して軟水~硬水の度合いが読み取れます。

硬水と判定された場合は、飲み水を市販の浄軟水器で軟水化する、ミネラルウォーターを見直すなどの対策を検討するとよいでしょう。使用後のガラス試験管は洗浄すればインテリアとしても再利用可能です(専用木製スタンドも別売予定)。

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猫の主要疾患予防におけるホームケアの重要性

「うちのねこといっしょ™」シリーズでチェックできる項目は、猫に多い主要な疾患と深く関連しています。日頃から自宅でこれらをモニタリングすることが、健康寿命を延ばすカギとなります。

早期発見が重要な猫の主要疾患

歯周病:猫の口腔ケア不足から生じやすい疾患で、重度になると顎の骨折や慢性鼻炎、口腔内の癌を引き起こすこともあります。さらに炎症でただれた歯肉から細菌が血流に乗って全身の臓器へ悪影響を及ぼし、腎不全など全身疾患を悪化させる恐れもあります。猫は歯周病になっても表面上わかりにくく、口臭やよだれなどの症状で初めて気づくケースが多いため、定期的な口腔チェックが重要です。
【歯周病についてはこちら】

腎臓病:高齢猫に特に多い病気で、初期には症状が出にくいですが、悪化すると多飲多尿や食欲不振、最終的には命に関わる状態になります。尿中タンパクの増加や尿比重の低下、尿のpHバランスの変化などが早期サインとなり得ます。「おしっことるよ」によるタンパク尿や潜血の有無を定期的にチェックすることで、異常の兆候を見逃さず早期治療につなげられます。
【腎臓病についてはこちら】

尿路結石:尿中のミネラル成分が結晶化・石化する病気で、特にオス猫では尿道閉塞など命に関わるケースもあります。ストルバイト結石は尿がアルカリ性に傾くとできやすく、尿のpHバランスを整える食事管理や水分摂取が予防に重要です。水質と尿のpH値の定期チェックにより、結石の原因となる環境要因を把握し対策を講じることができます。
【ストルバイト結石についてはこちら】
【尿路結石についてはこちら】

糖尿病:中高齢の肥満猫に多く見られる疾患で、尿糖の検出は糖尿病の疑いを示す重要なサインです。尿検査キットで尿糖の有無を日常的にモニタリングすることで、異常値が出た場合に早期治療に繋げられます。

定期的なホームチェックの価値

家庭での定期検査には、以下のようなメリットがあります。

  1. 症状が現れにくい初期段階での異常発見につながる
  2. 動物病院への通院ストレスや費用負担を軽減できる
  3. 猫の健康変化を時系列で把握でき、微妙な変化にも気づきやすくなる
  4. 定期チェックを通じて猫との信頼関係も深まる

特に猫は症状を隠す傾向があるため、目に見える形で体調不良を表さないことが多く、飼い主が異変に気づいたときには病気がかなり進行していることもあります。「うちのねこといっしょ™」シリーズによる定期的な健康チェックは、そうした問題の早期発見・早期対応への第一歩となるでしょう。

飼い主と猫にやさしい健康管理の新しいカタチ

「うちのねこといっしょ™」シリーズは、猫と飼い主双方に優しい設計がなされています。従来の健康チェックでは避けられなかった様々な課題を解決し、より気軽に継続できる仕組みを提供しています。

猫へのストレスが最小限の検査方法

検査に伴う猫のストレスを極力抑える工夫が随所に見られます。口腔検査では綿棒をおやつ感覚で舐めさせるだけ、尿検査では猫がトイレを使った後に排尿後の砂やシートにそっと試験紙を当てるだけで済みます。採血や強制的な採尿といった猫が嫌がる従来の方法とは異なり、猫が検査されていることに気づかないほど負担が小さい点が「猫が嫌がる従来法に比べ画期的」と評価されています。

利用者からは「手を汚さずに検査できるし猫も嫌がらないので助かる」という声も多く、猫のストレスを最小限に抑えながら健康管理できる点が大きなメリットとなっています。

開発元「nekozuki」の理念と専門家との連携

このシリーズは岩手県盛岡市に本社を置く株式会社クロス・クローバー・ジャパンが展開する猫用品ブランド「nekozuki(ねこずき)」によって開発されました。代表取締役の太野由佳子さん自身が猫好きであることから、「ネコ目線のモノづくり」でネコと飼い主の困りごとを解決することを企業ミッションとしています。

nekozuki公式HP:https://kurokuro.jp/

開発には体外診断薬メーカー・セルスペクト株式会社との共同開発が行われ、猫と人の生態の違いを考慮した猫専用に最適化された検査技術が設計されています。さらに麻布大学の島津徳人教授(獣医学の専門家)による監修も受け、人間用の体外診断薬に匹敵する品質基準で製造されています。

「猫の健康寿命を延ばしたい」という思いが込められたこのシリーズは、開発者自身が過去に飼い猫を尿路閉塞で手遅れ寸前にしてしまった経験から生まれました。「症状がなくても自宅で定期的に健康チェックできれば…」という反省をきっかけに商品化され、2023年度グッドデザイン賞も受賞しています。

飼い主の不安軽減と猫の健康維持を両立させた「うちのねこといっしょ™」シリーズは、猫と飼い主の新しい関係づくりにも貢献するでしょう。

よくある質問(Q&A)

Q:医療用の診断薬と同じ効果はありますか?

A:本製品はあくまで家庭で使える簡易検査キットであり、医療用の診断薬(体外診断用医薬品)ではありません。そのため、予防や治療、正式な診断を目的とした使用はできません。検査結果の数値も絶対的なものではなく、健康状態の目安として捉えてください。体調に不安がある場合や検査で異常が疑われる場合は、必ず獣医師の診察を受けるようにしましょう。

Q:検査結果で異常があった場合はどうすればいいですか?

A:検査結果から病気のリスクが確認された場合、速やかに動物病院での詳しい検査を受けることをおすすめします。このキットは早期発見のためのスクリーニングツールであり、確定診断ができるものではありません。検査結果を動物病院に持参すると、より詳しい診断の参考になる場合もあります。

Q:どのくらいの頻度で検査するのが理想的ですか?

A:公式の推奨によると、「おくちあーん」は2ヶ月に1回、「おしっことるよ」と「おみずちょうだい」は3ヶ月に1回の頻度が適切とされています。ただし、高齢猫(10歳以上)や持病のある猫は、より頻繁に検査することで微妙な体調変化に気づきやすくなります。また、季節の変わり目や生活環境が変化したときなど、体調を崩しやすい時期には検査頻度を増やすとよいでしょう。口腔内検査は歯磨き習慣と合わせて行うことで、予防ケアの習慣化にもつながります。

Q:価格と購入方法について教えてください

A:各検査キットはおおよそ1,650円(税込)前後に設定されています。例えば「おくちあーん」および「おしっことるよ」は各1,650円(税込)で、それぞれ1回分の検査キットが含まれます。水質検査キット「おみずちょうだい」については、簡易タイプが1,650円、より精密に測定できる試薬2回分セットが4,500円(税込)で提供されています。

購入方法は主にオンライン販売となっており、開発元のnekozuki公式通販サイト(自社オンラインショップ)で入手できます。公式サイトでは5,500円以上の購入で送料無料になるほか、365日出荷対応などのサービスが整っています。また、楽天市場のnekozuki公式ショップやAmazonなど主要なECサイトでも取り扱いがあります。

まとめ

「うちのねこといっしょ™」シリーズは、猫の健康管理を自宅で簡単に行える新たな選択肢として注目されています。口腔内、尿、飲み水という3つの角度から愛猫の健康リスクを可視化できるこのキットは、症状が現れにくい初期段階での異常発見に貢献します。特に猫は体調不良を隠す傾向があるため、日常的な健康チェックの習慣化が健康寿命を延ばす鍵となるでしょう。

検査方法も猫へのストレスを最小限に抑える工夫がなされており、「猫目線のモノづくり」というnekozukiの理念が随所に反映されています。専門家との連携開発により信頼性も高く、獣医師の診断を補完するホームケアツールとしての役割が期待できます。

定期的な検査を通じて愛猫の健康状態を把握し、必要に応じて早期に獣医師に相談することで、猫と飼い主がより長く幸せに暮らせる日々につながるでしょう。

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